(昼の部)

翌朝。休日の朝に強い私と柳やは6時に起床。そしてリーダーを起す。なかなか起きない。やっぱりいつも通り。
外で昨晩の片づけをしてるとよやくマサトがテントから出てきた。
今日は朝イチで海に入るため、朝食は戻ってきてからにしようということになった。

1R目

ポイント 北泉
サイズ 腰〜腹
ウェット スプリング

時間も無いのでとりあえず昨日と同じ北泉へ。朝から駐車場はサーファー車で大にぎわい。
波も昨日と同じコンディションでそこそこ良かったので、早速準備。
天気もよくすごーく気持ちよかったので3時間くらいは入ったかな。私はレギュラーのいい波をロングライディングできたので、それだけで満足。

その後、近くのコンビニっぽいお店で足りない食材を調達。ちなみにこの辺は田舎のため、チェーン店のコンビニがない。
右田浜より一番近いのが「VShop」というお店。
広い駐車場に軽くテイクアウトをつまめるコーナーが外にあったりして見た目は海外の田舎にあるコンビニ風。
そして4年前から変わらないのがディスプレイされているサーフボード。これは単なる飾りものではなく売り物なのです!
噂によるとレジにちょこんと座っている60歳くらいのおばあちゃんがシェイパーらしい。。
ちなみにマサト先生によると、ここのエロ本はかなりマニア心をくすぐるセレクトになっているそうで、仕入れ担当だと思われるおじいちゃんが気になりますです。

朝食兼昼食のメニューは以下の通り。

朝食兼昼食

メニュー キャベツとソーセージ入りホットドッグ
  野菜たっぷり焼きそば
  デザート

午後からは、キャンプ場近くを離れていつもとは違うポイントをチェックすることにした。
携帯の波情報に福島のポイントはあまり掲載されていないので、自分たちの目で確かめていくしかない。
まずは海岸沿いに北上し、M浦をチェック。
漁港近くのこのポイントはあまり大きなうねりが入ってこないのだが、この日は午後からどこもサイズダウンしていたため、
サーファーはちょろちょろといたものの、インサイドブレイク、真っ直ぐ走るのみという感じだった。で、ここはスルー。
海岸沿いの県道をどんどん北上し、M屋前に。ここは台風時どこも入れないときに調子がいいらしい。
4年前に初めて福島に来たときに、ここで△に割れる良い波に巡り合うことができた。でも今日は超フラット!ここもスルー。

いくつかのポイントを続けてスルーして、いよいよ宮城に入った。A浜が波情報で良かったのでそこを目指すことにした。
以前もここを訪れたときにポイントへの入り口がわかりずらくて(何しろ持っている地図が細かいところまで表示されていない地図だったので)、
行きたい場所にたどり着けなかったので、まずは入り口がどこかを探す。
車が沢山停まっている駐車場があったので、車を停めて防砂林の中を海岸まで歩くと、なんとただの海水浴場だった。
左手の奥のほうにポイントらしきところがあったが、河や湾に挟まれているため、一度国道近くまで戻らないといけず、
なかなか思うようにたどり着けない・・・。デリカの走破性を生かして河原の狭いでこぼこ道やら走り回ったが、
結局どこからポイントにたどり着けるのかさえわからなかった。残念。でもこれが見知らぬ地でのサーフトリップならではというもの。

思えば右田浜という絶好のロケーションで宿泊料も安いキャンプ場を探すのにも苦労があった。
4年前に東北にサーフキャンプに行こうという話になったときに、私がキャンプ場のピックアップをしたのだが、
当時は詳しい情報がインターネットで見つからなかったので、地図と値段ぐらいしかわからない。
福島のポイントの情報もネット上で詳しく拾うことはできない。よって地図を見ながらだいたいの場所を想定し、2泊目の場所に選んだのが右田浜。
カーナビなんて持ってないから地図だけを頼りに見つけ出した場所。それが大当りだったのだ。
そう考えるとポイントも一緒で、勘をたよりに探し出すまでの過程も旅の醍醐味そのもの。
まぁ、この日は波の調子も良くなかったのでこんな風に割り切れたりするのだが。

だが、やっぱりあきらめの悪い私たちは、南下したところで、シークレットポイントを探すべく海岸方面へ車を走らせた。
田んぼの間の狭い道を抜けるとどんどん道は細くなり、とうとうジャングルみたいなところにやってきた。
周りに木や草が生い茂り、下はボコボコ、普通だったらここでUターンする。
ところが運転手マサトは一瞬考えた後、「突撃〜!!」とフルスピードでジャングルに突っ込んでいった!
四駆に切り替えたデリカはいきなりラリーカーに早代わり。サイドミラーや窓に木の枝がバチバチとぶつかる。そこで柳やが質問。

柳:「イケベさん、行き止まりだったらどうするんですか?」
運転手:「バックすりゃいいじゃん」 

たぶん運転手が他の人だったら絶対来ないよ、こんなとこ。
もうすぐ海というところで、道が途切れてしまった。あきらめて車を停め、ジャングルの中を草を掻き分け、進んでいくと予想通り海に出た。
ところが海岸沿いに走るキレイな道を発見しちゃったのである!わざわざジャングルを抜けてくる必要も無かったというワケ。ガックシ・・。
マサトの予定では、ジャングルを通り抜けると海岸に出て、そこはシークレットポイントで、素晴らしいウェーブが待っているというシナリオだったのだが・・。
そううまくは行かず、海もフラット。仕方なく引き返すことにした。

もう夕飯の支度の時間が押し迫っていたので、午後の2R目はあきらめることに。
その足で相馬港にある魚市場へと向かった。そこには新鮮な魚介類がズラリ。
観光客相手のおばちゃんのセールストークも積極的。大きなタコの頭を見つけ、これをどうやって食したらいいかおばちゃんに尋ねたところ、
マサトの顔ばかりを見て説明していた。このマダムキラーめ・・。
結局、ホタテとアジとイカを購入。柳やにおごってもらいました。
そして近くのスーパーで今日の食材を調達後、帰り道にあった蒲庭温泉のお風呂へ。
ここは露天風呂がない代わりに値段は600円と良心的。さっぱりした後にキャンプ場へと戻った。

(夜の部)

週末は彼女と過ごすと言っていた柳や、本当は夕方には福島を出発して東京へ向かうはずだったのが、
何故か夕食を食べてから帰ることに。というのも昨晩、私が夕食に煮込みハンバーグを作ると言ったからなのだ。
どうしてもこれを食べてから帰りたいということになり、夜まで滞在することになった。ちなみにメニューは以下の通り。

夕食

メニュー ポテトサラダ
  ホタテ貝とアジとイカの炭火焼き
  焼き餃子
  煮込みハンバーグ(3人でひき肉1kg! ダッチオーブン使用)
  ごはん(マサト作)

ランタンや炭の用意はマサト、料理は私、柳やはみんなのお手伝いといういつものフォーメーションで料理開始。
今日は金曜の夜ということで、周りのテントも倍以上に増え一層夜は賑やかに。
よーく見るとあちこちでウェットが干されており、サーファー人口も多い模様。
サーファーにはメジャーなキャンプ場なのかな。サイト料も安いし。

今日はポテトサラダの味付けを柳やにやってもらった。出来上がったサラダに感動した柳やは半分以上自分で食べてしまった・・。
メインのハンバーグだが、スーパーではひき肉の量が少ないか、多いかのチョイスしかなかったので1kgを購入。
もちろん、みじん切りした玉ねぎを炒め、ひき肉をこねるところからスタート。こんなに手の込んだ料理をキャンプで作るのは初めてかも。

1kgのひき肉からできたハンバーグは9コ。それもレギュラーサイズで。必然的に一人3コという計算になる。
まずはフライパンで両面に焼き色が付くまで火を通す。
そしてダッチオーブンにトマト、デミグラスソース、キノコ類、調味料、赤ワイン等を入れて、煮立たせる。そこに先程のハンバーグを投入。
フタをかぶせて弱火で上下から加熱し、ハンバーグにたっぷりソースを染み込ませる。
こうして出来上がった煮込みハンバーグは大成功!みんな無言で全部平らげてしまった。

この後片づけをして、一人東京へと向かう柳やをお見送り。
久々に二人の時間ができたので、海に散歩に行こうと私から提案した。
ちょっとテントで用事を済ませてから、と靴を脱いでテントの中に入ったのまでは覚えているが、
その後の私の記憶はぷっつりと途切れてしまった・・・・