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ハヤシくんがネルソンに到着してから3日間は雪が降ったが、それ以降は「あれ?今ってもう春だっけ?」と思うほど雲一つない快晴&暖かさ。街にはTシャツ1枚のおにいちゃんが(といってもこれは普通ではありません・・・)いたりして、遠出のドライブには絶好の天気。
・・だけど私たちはここにスキーバムしに来ているのだから、いい加減降ってもらわないとはるばるカナダまで来た意味が無い。日本でやれ新潟が198○年以来の大雪だなんて聞くと、なおさら焦ってしまう。
ハヤシ君をキャッスルガー空港で見送った後は、1週間遊びまくった疲れと寂しさですっかり気の抜けた私たちは、その日をぼーっと過ごしていた。いつものようにパソコンに向かってると、部屋の窓を外から「トントン」と叩く音がする。ティムとカーリーが外に出てみろと言う。なんなんだ?と思いつつ玄関のドアを明けると、見慣れた家の前の景色が真っ白!カナダに来て以来、ローカルに”テレビの天気予報は信じるな”と言われていたが、今回ばかりは違ったらしい。土曜の夜から雪が降るとニュースでも言っていたのである。
こりゃあすは早起きだ!ってことで翌朝は目覚ましを7時にセット。朝起きて、わくわくしながらリビングの窓から外を見ると、目の前の車はすっぽりと白くなり、その向こうに見える山々の木は白く粉砂糖をかけたみたい!急いで支度をし、車に荷物を積み込んでいると、隣の家からスキーウェアを来たおじさんが「イヤッホウ」と言いながら飛び出して来た。この家のオーナーであるウェインも今日は滑りに行くと言う。もちろん同居人のティムとカーリーも。みんなこの雪を待ち望んでいたんだなぁ〜とつくづく実感。

ホワイトウォーターへ向かう道路はずっと車が続いていた。みんな滑りに行くのであろう。いつもより早目に出発したが、駐車場に着いてみるとすでに何台もの車が停まっていた・・・!そしてオープン前にリフトの前には行列!!
こんな光景今まで見たことが無い。ネルソン中の人たちがホワイトウォーターに滑りに来ちゃいましたってな感じだ。ゲレンデの圧雪されたコースはその上にまたパウダーが溜まり、どこを見渡してもパウダーだらけ。そしてさらにビックリしたのが、ここのスキー場に来ているみんなが大のパウダージャンキーだということ。小さい子供もおじいちゃんもみんなパウダーやツリーにガンガン入って行く!リフトが動き始めて1時間くらいでゲレンデのパウダーは食い尽くされ、その後はみんなツリーラン。
しかもホワイトウォーターのツリーは間隔が狭い上に、下はバンピーで斜度もかなりあるのでスピードは出るわでかなりのハイレベル!ここではパウダーを滑ることは特別では無いんだなぁと感じた。楽しいから、エキサイティングだからみんなそれをやるっていう感じ。もちろんゲレンデではアバランチコントロールがされていて、大丈夫なエリアからオープンしていき、そこを滑るという感じ。スキー場によって管理された広大なオフピステ斜面を誰でも滑ることができる。そしてBCへ行きたい人たちにはスキー場で定期的に雪崩教室を開いており、BCのエントリ−口にはバックカントリーの心得や必要な知識、道具、技術といったモノが看板に大きく掲げられている。
日本で言うならば、いわばロープをくぐりたい人たちのガス抜きがされていて、それがあるからこそ、山へ入る時の約束事が暗黙のうちに守られているような感じがした。
今日は何本かコースを滑って山へ登る予定だったが、パウダーを滑る為にハイクをする必要なんてないくらい、たっくさんのパウダーがリフト1本で楽しめるため、急遽今日はコース内のみ滑った。はっきり言って面ツルの斜面は殆どないため、修行に近いパウダーランだったが、どんな状況でも滑って降りて来れるための練習にはなった。
明日はいよいよYmirのバックボウルを滑る予定!
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