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ここホワイトウォーターには、適度な斜度&適度なツリーの斜面が沢山あって、ハイシーズンにはリフト一本で少し登れば遊べる場所が色々あるんだけど、いかんせん雪が無い!まだ完成してない山では限られた場所で遊ぶことしかできず、今日も昨日と同じBCコースへ。
リフト降り場から30分ほどハイクすると、ワイミールの尾根の一番低い所に出る。 平で開けたその場所まで行くと裏側の山々の景色が目の前に広がりとっても綺麗(写真)。ちょうどお昼の時間だったため、そこでランチをとって、尾根沿いにまた登って行った。どこまで登るかによってドロップポイントが異なるのだが、手前の方は沢山人が入っており、トラックの跡だらけでかなりバンピーだということと、ツリーが濃すぎて楽しめない為、今日はもう少し高い所まで登る事にした。途中、急な斜面をしばらくトラバースしてツリーの少ない斜面まで行かないと行けないのだが、そこはスティープすぎて雪がつかないのと、日の当たる面ですでにカチカチのアイスバーンになっている。
トラバースには強いというMSRのスノーシューを信じて、一歩一歩慎重に足を運ぶが、そこはクランポンの歯さえ効かないようなガッチガッチのアイス。ポールとの3点バランスを崩したら、即滑落しそうな勢いだ。「むむ、これは相当ヤバいぞ」と思いつつ、左足を前に出した途端、スノーシューがずり落ちた!そしてバランスが崩れ、そのままザーッ!と斜面を滑り落ちて行く!!
ポールを雪面に刺してなんとか食い止めようとするが、まるで意味無し。自分の滑り降りてくる斜面の下に少し大きめの木があったため、それを足で踏み押さえるようにしてなんとか止まった。滑落したのは10Mくらいだったけど、おそらく木がなかったら、ボトムまで落ちてたかも?そしたらここまで苦労して登ってきた意味はまるで無くなってしまう・・・。とにもかくにもモノを一つも落とさなかっただけでも幸いだ。

本当ならばここで板をはいて、このデンジャラスゾーンから今すぐ逃げ出したい感じだったが、そこはまだツリーの濃いポイント。ここで滑ったとしても横滑りで降りるしかない。なんとか体制を整えて、さらにトラバースを続ける。そこには板を履くような平な場所は無いので、斜面の木の上で板を履き替える事にした。ここなら脱いだ道具を木で押さえておけば落ちる事もないだろう。
滑る準備をする時は、片方の手で斜面を押さえ、片方の手で準備をするという感じでもう必死!冷や汗が出たくらいだ。やっぱり人間一度滑落すると、その悪夢はなかなか忘れられないもんだね〜。過去3回滑落しているハヤシくんも気持ちが少しわかったよ・・・。
ようやく準備を終えて、まず私から先にスタートした。1ターンでいきなりズッコケ!なんとエッジが軽ーく抜けてしまうのである。計4回くらい転んでようやくボトムに到達。それを見ていたマサトがこう叫んだ。「ビビってるから腰が引けて転ぶんだよ!思い切り行かないとダメだよ!!」といっても、どーにもできないこの状況・・・。歯の奥に何かものが詰まったような感触を拭いきれないまま、カメラの準備をする。
「いいよー!」という合図でマサトがドロップ。それではお手並み拝見と思いきや、1ターンでズッコケ!しかも3ターン目には体ごとアイスの上でくるくる回るように転げ落ちてきた!!このあと、マサトの機嫌が最高潮に悪くなったのはお察しの通り・・・・。
このスティープな斜面はきっと雪が付いたら最高に気持ちいいのになぁ〜と、モヤモヤしたままゲレンデへと戻った。
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