前から気になっていた妙高のBCエリアへ行くことにした。
何せ、テレマークスキーの聖地として知られる妙高。マサトが行きたがったのは無理もない。
2連休を取れる週を狙って、はるばる妙高まで来た。杉ノ原スキー場に深夜到着し、車中泊。
翌朝の天候は申し分なかったが、雪がここ最近の気温の上昇で良くなかった。
まぁ、初めての場所だしとりあえず楽しもうという感じで頂上に向かった。
昨シーズンのスキー雑誌に、妙高では、BCエリアでの入山・滑降を自己責任という形でロープを貼らずに、
立て札でスキーヤースノーボーダーに注意を促す、すなわち開かれたBCに向けて前向きに変化しようとしているという記事が載っていた。
リフトを降りたところで早速その立て札を発見した。
妙高がこのような試みを行うことによって、他のスキーエリアでも同じような動きが起こると、もっと私たちは遊びやすくなるんだろうなと思った。
ただしそのためには、開放されたエリアでのどういう行動を取るべきかということを、そこで遊ぶ人間一人ひとりが自覚し、実践しないといけないわけだけれども。
先頭にスキーヤーが2名いた。
一人はシールではなく、スノーシューを履いている。一本左側の尾根に移ったときにその理由がよくわかった。
ブナ林の続く斜面は斜度がある上に、日がサンサンと当たり、思いきりアイスバーンになっており、スノーシューでさえも怖いとおもうくらい、
ガチガチなのである。マサトはシールだったため、かなり辛そう。
その時、「あ〜っっ!!」という声が聞こえた。なんと、ツボ足で歩いた方が早いと判断し、片方のスキーを脱いだ瞬間、
手が滑ってそのまま片方のエネミーは真っ逆さまに沢を滑り落ちていったのである。
しかもシール付きにもかかわらずものすごい勢いで。
その後を追いかけるように今登ってきた斜面をスノーシューで下り、流れ落ちた板を探したが、見つからなかった。
その後のマサトの落胆&ふてくされぶりは察する人も多いはず。
偶然にもこの時、あり得ない話だが、私たちがトランシーバーで会話した内容がはるか遠くの神楽にいるハヤシ君&シン君のところまで届いていた!
直線で8kmまでしか電波が飛ばないから、そんなはずはないのだが、明らかに二人はわたしが物凄い勢いでマサトに怒られていたのを知っていたのである。
とまぁ、そんなことでひじょーに重たい空気の流れる中、一度も滑ることなく下山しました。
ゲレンデに戻ってみると、なぜか一番上のリフトが風で止まっていて、ゲレンデが貸し切り状態。
板が一本しかなくなったマサトは、何とか楽しく滑ろうと色々工夫してました。
見ていて可哀想になったほど・・・。その見てるだけで辛くなる光景は下記の写真にてご確認ください。
翌日はどうしたかって・・?
今回に限ってボードを積んでこなかったので、マサトの滑る道具がない。
妙高周辺のレンタルスキー屋でテレマークを借りるべく色々探し回りましたが、イイ板が見つからず、
結局翌日はスキー場で借りたレンタルボードにてゲレンデクルージングしてました。
この日ほど、誰か一緒にいたら良かったのにと強く願った日はありません・・。