-ハヤシレポート第二弾-
神楽峰

2004.3.6 吹雪


◆member :ハヤシくん 出会った人・・小山さん池田さん&ナイスカップル
◆route
  第1高速リフト降り場〜第5リフト〜中尾根〜北斜面を1回諦めるが
        やっぱり北斜面
◆schedule:あまりの寒さに時計を見ていない

    
「もう3月に入るとパウダー食えなくなっちゃうのかな〜?」なんて思いつつ、毎日天気をチェックしていると、週末は調子が良さそうだったので、早速金曜の夜に水上のシン君の家に行く。僕が着いた頃には宴が始まっており、その中にシン君とケンイチ君とダブ(犬)がいた。

シン君は僕が着いた時にはすでにノックアウト。2階に行き深い眠りへと落ちていったのである。
宴のメンバーは濃い人種ばかりいてかなり面白かった。夜12時を回った頃、「そろそろ寝ようか」ということで、2階に行き、寝袋の中に入り寝ようとしたとき同じフロアから「ジンベ」っていう(たぶん)民族楽器が鳴り響いた。
ここに集まる人たちは、酒を飲むと必ずジンベを叩き出す。この音のせいでなかなか眠れなかった。
その音にも慣れ、「やっと眠れるかな」と思ったら、今度は僕の寝袋の上をダブが走りまわっている。
その後ろで酔っ払ったケンイチ君がドアの隙間から「ウフフ」と笑っていた。本気でぶっ飛ばそうかと思った・・・。

宴中の会話で、翌日谷川に行くと言ったら「明日の谷川はやめたほうがイイかも?」と言われ、かぐらに変更した。
なんだかいつもかぐらになってしまう。

翌朝起きて窓を開けると、ガンガンに雪が降っていた。
「本当はこっちの方がイイんじゃないの?」と思いつつ出発し、かぐらに着いたのは8時頃だった。
チャッチャと準備を済ませロープウェイ乗り場まで歩いていたら、この時間にはすでに山に行っているはずの石川さんが普段着でいる。「お先に行ってます」と挨拶をかわし、第一高速降り場を目指す。
第一高速降り場に着くと横殴りの吹雪。視界も良くない。
「まいった・・・・・どうしよう」と思ったが、「とりあえず行けるとこまで行って、ダメならすぐ下山!」と決めて登り始める。
しばらくして一人っきりの吹雪の中のハイクは寂しいことに気がつく。

ハイクの途中、スキーヤー3人組を抜くときに「あれ、先週お会いしましたよね」と声をかけられる。
その人とは先週にもここで会ったスキーヤーの人だ。結局そのグループと第5リフト降り場まで一緒にハイクする。
第5リフト降り場でスキーヤーの人と話しながら休憩をする。
時々天気も良くなり「このままもってくれれば調子よく滑れるな」と思いながら「お先に」と中尾根まで急いだ。

中尾根に着くと、待ってましたと言わんばかりの猛吹雪。視界もだんだんと悪くなる。
見渡すと中尾根南斜面に1人向かっているのが見える。
「南に行くか北に行くかどうしようか?」と悩んだ結果、北斜面に行くことに決定。
北斜に行く途中にさらに視界が悪くなり足を止めた。「こりゃあ完全にヤバイ!!」吹雪とガスでホワイトアウト状態になっている。
立ち止まり悩んでいると、スノーボーダーのカップルが僕の横を通過して北斜に向かっていった。
「えーーーーーっ!!行くの?」ってな感じでその二人を見送った。ここで何回か見たカップルだった。
「よっしゃ〜行ってまえ」しばらくして僕もその二人のトレースについて行く。

しかしそのトレースは北斜を目前にして90°中尾根方面に曲がっていた。
やっぱり北斜は危険と判断したのか?
さすがに僕もノートラックとは言えどもこの視界不良の中で滑る気にはなれない。ここは大事をとって中尾根南斜面に向かう。
90°に曲がったトレースについて行く感じになった。
しばらく歩くとそのカップルと二人の見覚えのあるウェアの人がいた。その二人は小山さんと池田さんだったのだ。
猛吹雪の中、1人で歩いていた僕は少しホッとした。
そこでカップルの二人とも挨拶し、天候が回復するのを待ち5人で滑ることとなった。

しばらくすると、雲の切れ間から光が差してきた。だけど猛吹雪。
しかしグズグズしているとまたホワイトアウトになってしまうので、そこをねらって南斜と北斜の間の斜面を滑った。
これだけ降っているともうバッフバフ状態。この時期にこのパウダーをいただけたのはラッキーだ。
しかし、バッフバフ状態だと帰りのトラバースがスノーボーダーにとって非常に辛い・・・・。
だけど、前日に小山さんが滑ったトラックがかろうじて残っていたらしく、それに乗ってスイスイとゲレンデまで帰れた。
ま、スイスイといってもゲレンデに着いた頃にはモモとふくらはぎが爆発しそうになっているんだけどね。

で、ゲレンデに着いたところでランチとする。
外は天候が良くないので、小山さんがゴンドラ降り場のレストランで地上げ屋まがいの席取りで一等地を確保(笑)みんなでランチとした。
しかしこの軍団、レストラン内でランチをしているが、誰一人として店のメニューを食ってない。全員がバックパックから各々食事を取り出して食べている。本当に迷惑な客だと思った(笑)
ランチが終わったら「もう一本行ってみる?」ってことになり、とりあえずは第5までと決めてハイクを始めるが、1本目にハイクしたときのトレースがもう無くなっていて所々ラッセルが必要になるくらいになってしまっていた。

第5に着いて滑る準備をしてリフト下を滑った。ここもバフバフ状態で、みんなが最高のスプレーをあげていた。
ちなみに5人中3人がトンガリ板だった。
第5リフト乗り場まで滑るとボトムはフラットになっていて、スキーヤーでも先行で行ってくれない限りスノーボードで滑って帰るのはキツイ状態だった。しかしふと斜め後方を見上げるとワープがいたので全員の滑りを見学しつつ誰かが先に行ってくれるのを待った。
すると後方から3人組の年齢層の高いスキーヤーがきたので「先に行って道を作ってください」とお願いするが、3人ともバラバラの方向に滑ってしまいあまり意味が無かった・・・・・。とりあえずその中の1本を選んでゲレンデまで帰ることにした。

最近ちょっと暖かかったので、あまり期待していなかったけどバッフバフのパウダーを滑れて最高に楽しかった一日でした。
※ちなみにあまりの天気の悪さに、写真・ビデオ両方とも撮っていませんでした・・・・・あしからず。