昨晩は4時間しか寝ていなかったため、初めての八方に備え、22時には就寝にしようということになった。
小谷温泉のあと、八方に向かう途中で食事を摂り、ゴンドラ乗り場付近で泊まれる駐車場を探すことに。
何気に冬の八方尾根は初めてだったので、ペンションやらプチホテルやらお土産屋やらそのリゾートゲレンデぶりにまずビックリ!
スキー場の専用駐車場らしきものは見当たらず、ホテルやお土産屋の駐車場があちこちに点在している。
白馬方面は関西や名古屋方面からのスキー客が多いせいか、車泊らしき人は殆どなく駐車場の入り口にはチェーンがかけられていた。
とりあえず泊めれそうな場所を探して料金もチェックしてみたけど、どこも1日1000円に加え夜間別料金!
中には1日2000円という ふざけた駐車場もあった。
なんか、本当に山が好きで毎週のようにくる客を大事にしてないよなぁーって感じ。
この場所は、やっぱり遠方からシーズンに2,3回来て、沢山おカネを落としてくれるような客が対象なんだろうか。
さんざん車でぐるぐる回った揚げ句、コンビニらしきところで夜間含めて1000円で泊めさせてもらえる駐車場があったので、
そこに泊まることに。トイレも夜11時まで使えるしなかなか良さそう。目の前にはナイターのゲレンデが見える。
とりあえずおつかれーっていうことで、今日のナイスパウダーにビールで乾杯。
疲れた体にお酒が回ったということもあって、気付いたら寝てた。そして目が覚めたのが0時。
ランタンのストーブをつけっぱなしだったので、寝る準備をして就寝。
翌朝は栂池の二の舞いにならないよう、ちゃんと7時に起きました。
前の日雪が降ってたので、駐車場に雪が積もり、期待できそう。ところが気温が0度と結構高い。
ゴンドラ乗り場は思ってたよりも混んでなくて、スムーズに頂上へと向かう。ところが・・・!
上に向かうほど真っ白。しかも視界ゼロ。ゲレンデでの滑降もままならないほどヒドイ。
リフト券はゴンドラの登りと回数券しか買ってなかったので、とりあえずゲレンデの一番上にある八方池山荘で霧が晴れるのを
待つことにした。 何しろ、初めてのエリアだし、一昨年雪崩でスノーボーダーが亡くなったガラガラ沢を滑ることに
なっていたので、 視界が良くならない 限りはスタートできない。
ここでは登山計画書が提出できるようになっていて、悪天候にもかかわらず5,6パーティーが既に入山していた。
山荘でしばらく外の様子を伺っていると、BCらしき3人が入ってきた。
一人はローカルのスノーボーダー「白馬おでんBAR」トムさん、 あとの2人は東京と京都!?から来たらしい。
彼らは八方山の常連らしく、私たちと同様、コンディションが良くなるまで山荘で待つとのこと。
今回、八方に来るにあたって、スキー場アクセスのBCコースを色々調べたんだけど、情報が少なく不安な点も多かったため、
彼らに色々聞いてみました。すると、登り返すもんだと思っていたガラガラ沢は、完全に下り切る前に東側にトラバースし、
発電事業専用道路を通って、二股発電所の駐車場まで出れるとのこと!
そこの駐車場に車をデポしておけば、八方に戻れるし、タクシーを呼ぶこともできるらしい。
おまけに途中、無人露天風呂もあるそうだ。 ここでかなりモチベーションUP!
ところが20分ほど経っても天候は回復しない様子で、先の3人組はもうスタートするという。
その後、私たちも遅れまいと彼らの後を追うように出発した。
山荘からは八方山の尾根沿いを登る感じで、40分ほどで目指す第2ケルンに到着。
ハイク中はずーっと右も左も視界が真っ白で、ただただトレースの跡沿いに前に進む感じだったけど、
ここについた途端、太陽が顔をのぞかせ 視界が開けてきた!その一瞬を捉えたのが、下の写真です。
足下には急斜面のガラガラ沢が広がり、目の前には真っ青な空にそびえる唐松岳と大黒岳の山々。
その半端じゃなくスケールの大きい風景に、感動。やっぱり北アルプスはすごいっす。
ところが一瞬晴れたのもつかの間、すぐにまた新しい雲が降りてきて、またまた真っ白の世界に。
普段、雪がすぐ飛ばされてしまうほど風が強いというこの山も今日は無風。おまけに気温が上昇しているということもあって、
沢の下の方は雲がなかなか抜けない様子。 トムさんたちも視界が開けるのを待ってました。
一度、すこし良くなったので、途中まで降りてみたものの、やはり回復しないようなので、引き返しました。
私の中ではもう諦めの気持ちが殆どだったんだけど、マサトはまだ行ける!という思いがあったらしく、もう一度チャレンジ。
さっきよりも下まで降りてきたものの、相変わらず視界不良。時計も14時を回っていて後がないということもあったし、
斜面の所々でパウダーの下にアイスが隠れている個所が結構あって、雪崩・滑落の危険性があったので、泣く泣く引き返すことに。
登り返す途中も氷で滑落しそうになったりとかなりヤバイ状況でした。それでも滑り降りていく人は何人かいたけど。
やっぱり知らない山で、視界が無い状態で滑るのは正直ものすごく怖かった。
この山をよく知るトムさんたちも今日はダメだと思ったらしく、 後から登り返してきました。
雪はものすごく軽くて良かったのに、待望の沢を目の前に引き返すのは、かなり悔しかったです。
でもここで諦めるという判断はとっても良かったと思う。また、今度来いっていうことなのかな?
結局滑ったのは、下りのゲレンデのみ。しかもここは異常にスキーヤーが多いので、斜面はコブコブ。
それはもう最低でした。ちと不完全燃焼気味。。。