安達太良山

2002.2.24
 晴れ


◆member:マサト、ハヤシくん
◆route: あだたら高原スキー場〜あだたらエクスプレスゴンドラ降り場〜安達太良山頂〜五葉松平滑降(途中昼食)〜あだたら高原スキー場
◆schedule:
9時半出発〜11時半滑り出し〜13時昼食


さて、どっちが先に手を出したのでしょう?



安達太良山頂上を望む。人の影が沢山見える。



頂上で記念撮影。マジで風強すぎ。


これから滑る沢。いただきマス!

雪面がかなりクラスト状態なのがわかるでしょうか。


下の方は雪も柔らかく調子良かった。



プチゴージャスランチ。



安達太良山をバックに。今日も大成功!!



    
前日、猪苗代スキー場のふもとにある民宿に泊まったため、この日は朝7時半に宿を出、安達太良山方面へ出発。全員8時間は寝たのでアタマもカラダもすっきり。 今日もラッキーなことに晴天!
国道115号に沿って車を走らせ、磐梯吾妻スカイライン近くまで来ると見渡す限り、山、山、山。標高の高いところを国道が走ってるため、磐梯朝日国立公園が一望できる。それはそれはみんなして大はしゃぎ。
しばしのドライブを楽しんだ後、みんなちょっと不安になる。何でかって言うと、そこから見渡す山々には殆どといっていいほど、雪が付いてないから。磐梯・猪苗代近辺は普段全く来ないもんだから、どんだけ雪があるかは誰も知らない。 大丈夫かなぁ・・?

いざ駐車場に着いてみると、今度は思わぬ車の数にびっくり。
ゲレンデの状態はというと、雪はあるけど所々土の見える箇所がある。新潟に比べると圧倒的に雪が少ない。
おまけに今ドキのアイドルものの曲がヘビーローテーションで流れ、大衆的なスキー場といった感じ。子供も多いし。
なんかちょっと気の抜けた感じでせっせと準備をする。 昨日に比べるとあまりもの緊張感の無さ。入山届を提出するのもすっかり忘れる。でもこーゆー気の緩みが事故を引き起こすんですよねぇ。

安達太良山のハイク地点までゴンドラで1本、なんてお手軽。ここは山スキー&冬山登山でかなりメジャーな山らしく、あたしたちみたいにせっせと支度する人たちがそれはそれは沢山いました。
こんなに冬山で大勢の人間を見るのは初めてだよぉ。
山ボーダーはほんとに少数派。おまけに平均年齢、半端無く高いかも。
雪面は何十人という人のトレースで踏み固められ、スノーシュー要らずといった感じ。
時々景色の良いところを狙っては記念撮影をしながら、頂上を目指す。そうそう、”山で大ケンカの巻”という設定で写真も撮りました。男友達編とカップル編のダブルで。あ〜あ、ほんっと緩んでるなぁ。

安達太良山は地形図で見ると、とてもなだらかな稜線をしているのだけれど、とにもかくにも向い風が強くて、前進するのに一苦労。まわりに木が殆ど無く、ちょうど風が抜ける地点なのかな、風速30M以上はあったと思います。
コレがかなり登りに響いた。正直言ってキツかったよぉ。
何度マサトやハヤシくんに待っててもらったことか。。またもやゴメンナサイって感じです。

頂上付近はさらに風の力は増し、雪はガチガチのバーンで飛ばされるのも時間の問題ってな具合。
安達太良山の頂上は岩が積み重ねられたような高台があって、その上がほんとの頂上になるんだけど、板担いだままではムリそうだったので、手前にバックパックごとデポすることに。
そして頂上で記念撮影。写真見てもらえればわかると思いますが、かなりの強風であたしは体が飛ばされそうでした。えっ、そんなに体軽くないだろって?
風速がスゴイから体感温度も低くなるわけで、この写真をとってくれた山ヤのおじさんはグローブぬいで、撮影してくれたばっかりに、「手が、手が、手が〜!」と大騒ぎでした。
でも、あたしたちのせいじゃないよね?

とても頂上でランチできるようなコンディションでは無かったので、まずは板をはいて降りることに。
スノーシューさえ噛みにくい硬い、硬い雪面なのに、ボードのエッジは有効なのだろうか?とものすごい不安になりました。ちょっとでも転んだらそのまま勢いよく滑落しそうなコンディション。
とそこに、ザザザーッという音とともにスキーヤーの女の人が上から降ってきた!転んだ勢いでスピードが止まらず、岩のところで引っ掛かりストップ。
こんなの見せられたら、とてもじゃないけどチキンなあたしは怖くて怖くて”ほんとに滑るの〜っ?”と心の中でマサトに問い掛ける。

でもそんなあたしの不安をよそにまずはマサトがスタート。撮影できそうなポイントまで滑り降りる。後から聞いたけど彼もこの時ばっかりは結構ビビってたらしい。
次にアタシがへなちょこターンで滑走。でもかなり必死!
そしてハヤシくんの番。なんと!ここでハヤシくん不名誉にもコケてしまう。
めったにコケたところをみたことが無いので、ちょっとあたしも一安心。そしたらだんだん緊張感も取れてきて”次は攻めるぞ〜”という気分になってきた。
これ、もしみんなをリラックスさせるために考えた上でのハヤシくんの行動だったらスゴイな。でも人一倍負けず嫌いだから、わざと転ぶってことはあり得ないか。

その先の沢は適度に雪もやわらかくなってて、いい感じ。 一人ひとり思い思いのターンを描けました。
五葉松平は下に行けば行くほど殆ど斜度が無くなってきていて、ボードはスピードつけないと止まってしまいそう。 だったら行けるところまで行って、止まったところでランチしようということに。
見晴らしのいい林の中でランチを摂る。
今日はアウトドア用の煮込むだけででき上がるお手軽パスタ。いつもよりちょっとゴージャス。
仕込みを開始し始めたところで、あるスキーヤーのおじさんが道に迷ったらしく、話しかけてきた。マサトが地図で現在位置を確認し、おじさんに猪苗代スキー場へ戻る方角を教えてあげる。

食事を終え一服しているところで、さっきのおじさんがまた戻ってきた!やっぱり道がわからないらしく、かなり焦ってる感じ。
マサトが「地図、持ってます?」って聞くとおじさんは元気に「はい、持ってます!」って言ってウエアのポケットから地図を取り出した。
その瞬間あたしたちは固まっちゃいました。だっておじさんが手にしてるのは、スキー場がくれるコースMAPなんだもん。
これじゃ、道わからなくて当然だよなーってみんな納得。おじさんが地図=コースMAPって思い込んでるのがよっぽどおかしかったのか、ハヤシくんは肩を震わせながら必死で笑いをこらえてた。
で、結局あたしたちと一緒に山を下りることに。
さっきのおじさんが戻ってきた方向にまっすぐ進んでいくと、あだたら高原スキー場が見えてきた。 なんでおじさんは引き返してきちゃったんだろう??迷うようなところではないのに・・。

ここでおじさんと別れて、スキー場のコースめがけて勢いよく滑り降りる。
コース内はところどころ土が見え隠れしている。雪も最悪な状態だったのでそのまま一番下までまっすぐ降りる。
そして今日もまた、安達太良山の拝める場所で終了の記念撮影。

初の東北遠征2日間、天気と素晴らしい景色と仲間とサイコーにいい思い出、作れました。 内容の充実度では今シーズン3本の指に入るかな?来年もまた来たいなぁ。

*言い忘れましたが、今回の旅で初めて全員でトランシーバーを持ちました。雪や斜面の状態を先に滑った人が報告できるし、何より撮影開始のタイミングがつかみやすい! トランシーバーがこの遠征を大成功させてくれた、と言っても過言ではないかも。